木曽路・伊那路撮影行も最終日の2009年6月7日(日)の話に戻ります。
この日は佐久間レールパークの見学、飯田線の撮影、鉄道以外の撮影をしています。
写真に見えている立派なトラス橋は、中央本線信濃境~富士見間にあった立場川橋梁です。
中央本線のこの区間は1980年に複線化する際に線路が付け替えられており、立場川橋梁は使命を終えています。
それから29年が経過していますが、撤去されることもなくその場に存在し続けているのでした。
1982年に中央本線の列車内からこの橋を見た時からかなり印象が強く残っており、ずっと撮影したかったのです。
過去近くまで来た時に撮影しようと近づこうと思ったのですが、いつも行き過ぎたりして今回初めて撮影できました。
昔はナビなんて便利なものは無く、地図とにらめっこして走っていて曲がる場所が分からなかったのです。
それにしても立派な橋です。
1904年12月に架けられているのでもうすぐ105歳になります。
撮影中に背後の新線の立場川橋梁を215系が渡っていきました。
ホリデー快速ビューやまなし号かな?